2008年3月30日

No.1 真空管アンプの誘惑(EREKIT TU-880)

書斎のメインの真空管あんぷとすべく昨年の正月に購入・組み立てたエレキットのTU-880。

ネットでいろいろ調べたところ、素人でも簡単に組み立てられるとあったので、即買い。(別名、衝動買い・・・)


ホームセンターではんだゴテを購入し、やはりこれもネットでオーディ用銀入りはんだも用意し、がんばって取り組んだ結果・・・約7時間で無事完成。


ちなみにレコード聴かないのでフォノアンプ部は一切無視。


マニュアルはわかりやすかったが、パーツ同士をはめ込むところで異様にきついものが数箇所あったのと、結構リード線の皮膜むきが面倒で・・・あと、最後に真空管を差し込んだところ微妙に片方が垂直でないような・・・気のせいか?


一発で音出しにも成功し、まず工作ごっこの成果に満足。




肝心の音はと言えば・・・

石アンプに比べ、イメージ的には暖かい音色を予想していたが、うれしい裏切りで「クリヤーかつ繊細」なところがとっても気に入った!


出力はほんの数ワットしかないので、8畳洋間の書斎で十分な音量で聴くにはボリュームを11時ぐらいの位置まで上げなきゃなんない。でもハムはかなり低めなので問題なし。


EL-84というタイプの真空管らしいが、キット付属のsovtec製では高い音が少し暴れるような気がした(マライアのハイボイスとか)ので、JJ製とGolden Dragon製の2組をそれぞれマッチドペアでネット購入。


先進国ではもうほとんど真空管作ってなくて、中国、ロシア、ユーゴスラビアとかばっかりだって今回初めて知ってちょっとびっくり。 

東芝が昔作ってた真空管がヴィンテージとか言って高値でオークション取引されてたりとか。

で都合3組の真空管を聴き比べた結果・・・ん? かなりいいんじゃない?・・・ということで今はJJ挿しっぱなし状態です。高音のキンキン感がやわらかくなった。


結論。

これってキットだけど恐ろしくコストパフォーマンス高いのではないかと思った次第。だって4万円ぐらいでこの音出せるんだもん。
ピュアオーディオを限界まで追求しなきゃもう十分かな。 

(参考)

CDプレーヤーはKenwoodのK'sの・・・型番忘れた・・・バブル期の名機で高価なバーブラウン製のDACチップを贅沢に8つ(どう考えてもやりすぎだろう)も搭載してるので解像度かなり高め。CDの記録信号を限界まで再生している気分になる。 
スピーカーはフルレンジ一発のbose125+低音を補うdenonのサブウーハー。 
という2.1chシステムです。「ボーズは音を創るから原音再生じゃない」と真のマニアからは評価はいまいちですが、その辺の単品スピーカーに比べればやはり雲泥の差があるように思う。 


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