この世の誰もいなかったころの地球。
建物も道路もどこにも見えない風景。
昔読んだ哲学の入門向け啓蒙書にあった一文をふと思い出したりする。
「ねえ、深い深い人里離れた森の中、大きな木が倒れるとき、どんな音がするんだろう?」
「ねえ、ずっと未来、人類が絶滅してもう誰もいなくなってるはるか遠い未来。それでもやっぱり夕日は赤いのかな?」
化石には不思議な魅力がある。見つめていると時間を忘れるぐらいに・・・
ということで、1枚目はいわき市の双葉断層で採取した二枚貝の化石です。
整理タグの記述によると1993年頃の採取。
ノジュール?って言うの、この母岩が硬いのなんのって、ハンマーで力いっぱいたたいてもかすかな傷が付くだけ。
んでもって基本的に転石探しがメイン。
だからハンマーやタガネ不要。住んでた頃、弁当のみでいつも行ってました。
別の場所だともろい砂岩系の化石が採れるポイントはいっぱいあるけど。
ちなみに荒らし防止のため採取地の詳細はナイショなの。
2枚目の写真は吾妻山系の山深い谷間で採取した葉っぱやら木の化石。砂岩ながら硬質でコレクションとして良品。
ここは平成10年の台風で採取地まで降りる山道が崩れてしまい、以来行ってません。また道できたかなあ。
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