2014年1月12日

No.37 旨い酒とつまみがあれば幸せ・・・なのである。孤独のグルメ風に言うと。

人生を80年として、20歳から毎晩酒を飲んだとしても・・・たった21,900回の晩酌である。
不味いものを口にして回数の限られた貴重な晩酌の機会を無駄にする気はない。

飲食の機会とは美味いものを味わう至福の時。

かくありたいと強く願う今日この頃。



「生ハムとメロン」
この組み合わせを考えついた人は天才だと思う。マリアージュここにあり。



「モルツプレミアム」
一番好きな「本物の」ビールである。ゴクッと飲むと喉から鼻に華やかな香りが抜ける。最近は混ぜ物なしのモルツプレミアムかモルツ、エビスビールしか飲まなくなった。
(日本のトップセールスのビールである「アサヒスーパードライ」、「キリンラガー」、「サッポロ黒ラベル」は飲まない。いずれも、麦芽とホップのほかに、米、コーン、スターチ(澱粉)が添加され、味・香りが調整されているので。)
この日のつまみは、広島産の1年もの生かき。王道の食べ方ポン酢で食した。



会津の醸造酒「花春」の自家製古酒。
2004年11月製造の物を冷暗の棚に約9年ねかせておいたもの。
田代法橋先生の相馬駒焼のぐい呑みを器に。
写真のとおり予想以上に琥珀色に変色していた。味は・・・ひねたスモーキーな味わいが付加され・・・旨い。これはいける。塩辛や明太子など味の濃いつまみとベストマッチだった。
(日本酒は通常1年ぐらいが賞味期限。日本酒は火入れしてあるため未開封であれば何年経過しても発酵や酸化することはないのだが、かなり変質するので自家熟成はくれぐれも自己責任で。)



ポルトガルのドリベイラ社のビンテージマデイラワイン。それも希少種ぶどうであるテランテス種をつかった1977年物。
36歳とtskより大分年下でまだまだ若輩者ではあるが、味は素晴らしく「感服」の一言。
甘くない洋風つまみ、例えばカマンベールチーズや生ハム、スモークサーモンなどとの相性が抜群に良い。
もう少し手に入りやすい、ブアル種やベルデーリョ種のビンテージ物と比べて少しだけ果実由来の酸味が強い感じがするが、その酸味もトゲがなく清涼でかえって甘味を引き立てる役目を果たしている。複雑で玄妙、豊かな味と香りのハーモニーは希少な最高級デザートワインの名にふさわしい。(1本数万円するし!)
通常のワインと違い、熱処理済みのマデイラワインは何十年掛けてチビチビ飲んでも一切変質しないので、小学生の娘からすでに将来の予約が入っている。
「そんなにおいしいおいしいってパパだけずるい。」とのことです。はいわかりました(^^)。

ここ数年、人生は有限だとあらためて思わされることも多い。


美味いものとの出会い、邂逅。

あと何回出来るのだろうか。


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