2010年9月20日

No.20 クロスバイク(自転車)買っちゃった! ~ブリヂストン オルディナS8i~

tskは心筋梗塞の再発を防止するため医者から適度な運動をするようアドバイスを受けている。調べてみると、最大心拍数が上がりすぎない程度の有酸素運動がいいらしく、退院以来、昔通勤に使っていたマウンテンバイクを持ち出し暇を見つけてはサイクリングを行っていたのだが・・・
この夏、搭載しているシマノ製の外装21段変速機「ATLAS」が壊れ、「ガチャ・・・ガチャ・・・」とペダリングの度に異音がするように・・・大学院の頃から十数年来乗っている愛車ではあるが、それ以外にも様々な不具合が出てきたたこともあり今回思い切って買い替えることにした。

ブリヂストン オルディナS8i(フレーム480mm)(希望小売価格89,800円)




「オルディナ」はシティ・タウンユースのスポーツブランド位置付けである。
「S」、「A」、「E」、「M」の各シリーズがあり、その中で最もスポーツバイクよりの設定なのがSシリーズである。Sには5つのモデルがあり、S8iはS10dに次ぐ上から2番目のグレードとなり、ブリヂストンの新開発タイヤ「ディスタンザ」を採用している。ちなみにS8iの「i」は内装変速機構搭載を意味する。

S8iの最大の特徴は搭載されているシマノ製の内装8段変速機「ALFINE」であろう。とにかくすっきりデザイン、ウルトラスムーズ、メインテナンスフリーとtsk好みのスペックなのである。唯一の難は、変速のギアを含めメカニカル部分がすっかり隠れているので、自分でメインテナンスができないことか。(=調整、故障の際は修理に出すほかない)

だが、「難」とは書いたが必ずしもネガな感じではない。正直なところ。



人によっては、しょせん8段変速は外装21段や外装27段に比べギヤ比のバンドレンジが狭く、真のスポーツ走行ができないことを指摘するむきもあるが、tskは別に競輪選手を目指す訳じゃないから、実際8段で十分。1段にすれば急勾配の坂道もいけるし、8段にすればかなりのスピードでロードを快適に疾走できる。想像していたよりはワイドなギヤ比で満足。(2011年モデルでは新型の「内装11段変速機」搭載が噂されているが・・・)

また、1本足スタンドの自転車は機構上倒れやすいものだが、外装変速機は、実は大変にデリケートで、倒れた拍子に壊れたりかみ合わせがずれたりと扱いに慎重さを要する一方、その短所は長所にもなり得るわけで、むき出しのメカニズムゆえに自由度の高いギヤ比が設定できたり、少し器用な人だと調整から簡単な修理まで全部自分でできてしまうというマニア向け仕様だったりするのだ。


でもtskは・・・

「自転車は倒れて当たり前、そんなのに気をつかいたくない。」
「空気圧だけ確認して、さっさと乗って出掛けたい。」
「日常の定期的なメインテナンスなんて極力したくない。」
「調子悪くなったら、すぐに全部まるごと専門家に任せたい。」
「凸凹のないシンプルなデザインが好きだ。」
「『メインテナンスフリー』はどんな多機能よりも優れた機能だと思う。」
という考えを持つ人なので、内装変速ありきの自転車選びとなったのはある意味必然なのであった。というか「宿命」ってとこかな。

結果、大満足。

内装の特徴である、停止時のギヤチェンジ可能もマジ使える。重いギヤで停車、レバーでシフトダウン操作すると、再発進時に軽く漕ぎ出せるという。 なんてイージー! なんてコンビニエント!。

これまで乗っていたマウンテンバイクはフロントサスペンション付きだったので、乗り心地はかなり固く感じる。その一方で、マウンテンバイクのブロックパターンタイヤに比べて、タイヤのセンター部分がセミスリックなのでロードノイズもほとんどなくなって、転がり抵抗も大幅に小さくなった。

スムーズな変速とあいまって快適なサイクリングこの上なし。オプションにも凝ってみたくなってきた。(今回はセンタースタンドだけをオプション装備。だけど、スタンドがオプションて・・・)

少し高い買い物かなと思ったが、長く乗ることを思えば長期的投資としてはまあまあかなと。


来週はどこに行こうか。風を切る楽しさにずっぽりとはまりつつある今日この頃。


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