結論から書くと、はまってしまった・・・マデイラワイン(マデラワイン)に。
ポルトガル領のマデイラ島で造られている酒精強化ワイン。加熱処理によって独特の風味が生まれ通常はデザートワインとして飲まれている。
一般的なワインが瓶詰めの後涼しい地下カーブなどで熟成されるのに対し、マデイラワインは樽のままで温められながら熟成される点で製法が大きく異なっている。
また、発酵度合いを調節するためにぶどう由来のアルコールを加えているため、通常のワインよりもアルコール度数が高く、17%から22%である。栓を開けてもそれ以上酸化が進まないよう処理されているので、1本のワインを少しずつ飲むということもできる。
ということは、うまいものをチビチビと楽しむtskのライフスタイルにぴったり(笑)。
原料は伝統的に次の白ぶどうたち。甘い順に「マルヴァジア」、「ブアル」、「ヴェルデーリョ」、「セルシアル」、これに生産量の極めて少ない「テランテス」を加えた5品種が高貴品種と称されている。
今回はまぜものをせず高貴品種100%のワインづくりを方針としているヴィニョス・バーベイト社の10年ものの「ブアル(やや甘)」と「ヴェルデーリョ(やや辛)」をワインショップのレ・ブルジョン から購入。
スペシャルキャンペーン中とのことで、写真にあるようなバーベイト社製のデザートワイングラスをペアでいただいた。写真では普通サイズに写っているが小さいサイズでとてもかわいい。かなり得した気分で感激なのだ。(詳しくはショップのHPでどうぞ)
早速の味はと言えば・・・
素晴らしい!
もちろんブアルのほうがより甘いのだが、ヴェルデーリョも十分に甘い。どちらも完熟で極めて芳醇、深い味わいとコクが感じられる。
ブアルとヴェルデーリョの差は、甘さの多少というよりは果実由来の酸味の強さの差であるような印象を受ける。
ワインの香りには「アロマ」と「ブーケ」の2種類があるそうだが、tskは区別がつかないのでごちゃまぜにインプレッションする。
なお、今回お世話になったワインショップは、1本1本ごとに解説や味の印象を記した紙を同封してくれてとてもありがたかった。
ブアルは、一番強いのは、はちみつとアプリコット、カシスに似た風味か。そこにキャラメル、メープルシロップ、黒蜜、黄金桃あたりが交じる感覚。複雑で玄妙なテイスト。口に広がる濃厚な味と香り。体中の感覚器官がとろけそうになる。
ヴェルデーリョは、酸味がより長く余韻を引く感じ。はちみつ、アプリコットがベースで、やっぱりメープルシロップ、黒蜜の香りがする。
マデイラワインの1本ウン万円するヴィンテージものが欲しくなってしまった・・・
やばい。新たなる散財の予感が・・・
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