2016年3月21日

No.41 ガンダム一機買ってみた ~SUBARU レヴォーグ 1.6GT S-styleパッケージ~

とうとうガンダム顔の車を買ってしまいました。

レヴォーグの1.6GTアイサイトの特別仕様車 S-styleパッケージ。○○○万円也。

2015~2016の年次改良B型。
色は赤。
スポーツカー(ツアラー)の色が「赤」というのは全世界共通のお約束。
しかし「赤」は、レヴォーグ売れ筋色ランキングの最下位らしい・・・
確かにこれまでに走ってる赤レヴォはみたことない・・・
まぁデザインも価格も若者向けじゃないしね。

赤なので、ガンダムF90 2号機(火星ジオン仕様)とかSEEDのイージスガンダムを家庭用にデチューンした機体だと思ってもらえれば(笑)







標準のレヴォーグとの相違点は、
1 革シート
2 運転席が電動シート
3 タイヤ・ホイールが18インチにインチアップ
4 眼周りグリル周りの意匠が上級スポーツグレードと同じになる

ってところでしょうか。


オプションで、フロントスカート(旧車族世代でいうところの「チンスポ」ね)をかませたら、スポーティさが2割増ぐらいになったが、最低地上高が逆に20mmぐらい低くなる(泣)とのことなので今から来シーズンの雪道が心配である。

ナビは結局付けなかった。前の車でナビの恩恵あまり受けなかったし、それよりいいオーディオ積んだほうが満足できそう、というのが理由。1dinのKenwoodオーディオユニットを積むことにした。目的はスマホとiPodからBluetooth音楽再生をするため。(純正ナビでは出来ない)
それと、助手席と後部座席に荷物を乗せると警報が煩わしいとの声を「みんから」で見つけたので、シートベルトキャンセラーを購入し警報封じをしている。

ロードインプレッションとしては、

かなり力がある。さすがターボ車。
路面に吸い付くようなコーナー感が素晴らしい。
車自体の静粛性は高いが、扁平率45のタイヤ由来のロードノイズはそれなりにある。
トランスミッションはCVTとして普通かな。Sモードにしないと加速感はあんまり良くない。数少ない弱点!

また、納車からの帰り道、早速、アイサイトの前車追従型オートクルーズを試してみたら・・・

・・・
!!!
なんと、自動で前の車に付いて行って、前の車の減速・停車に合わせて自動で止まったのだ・・・
(すごすぎるよ・・・今の車・・・すごすぎるよ・・・俺のガンダ・・・いやレヴォーグよ!)

もう毎日運転するのが楽しくて楽しくて。

また、いろいろ機能を試したらレビューしたいと思う。


大満足のレヴォーグなのだが、今回、実は車選びに画期的なシステムを取り入れ実践してみたのだ。

その名も「VCSS(Virtual Reality Car Selection System)」と勝手に命名。(かなり適当)

そうヴァーチャル・リアリティ(仮想現実)を利用するしかあるまい。

意味は微妙にというか全然違うが、要は、「車の試乗をネット空間の別の人にやってもらう」のだ。

自分では一切の試乗をしないで車種比較(点数化)を行い、総合点に優れた車を購入するという試み。

ここまで読んで「はぁ? 馬鹿じゃねぇの? 車を自分で試乗してから買うの当たり前でしょ?」
と思った人が大多数とは思う。

ではどうやって?


専門家がいるじゃないですか、ネット上に、わんさかと・・・

モータージャーナリストって数多くの車を毎日のように乗ってるし・・・
ということは、同じ基準で相対比較できるということ?
tskのように試乗そのものの時間の制約も無く?
中にはメーカーの手先?っつて記事書く人もいるけどさ・・・
ある程度、文章を読むと弾くことができるよね、そういうヤラセっぽい人。

で今回の車選びは、

1 まずカタログ入手。
2 性能・価格で大雑把に候補をレヴォーグ、アクセラ、ゴルフの3つに絞る。
3 評価項目を29項目設定(ルックスは自分で評価する項目。馬力、トルク、燃費、荷室容量等はカタログから得る項目。パワーフィール、爽快感、足回りの剛性感、ロール量、後席の圧迫感などを試乗項目と整理した。総計3分類29項目)
4 評価項目を重み付け(自分の心に従ってどの項目をより重視するか加重化)
5 ネット(ブログ、YouTube等)でこれら3車種すべてに乗って試乗レビューをしている人9人のレビュワーを選択。
6 レビュワーの評価をそれぞれ項目ごとに点数化。
7 レビュワーの言及が少ない評価項目を見直し(データクリーニング、またはアウトライヤー化)点数計算。
8 総合点の最も高い車種のディーラーに行き、落選候補の2車種を引き合いに値引き交渉。(あまり粘らなかった・・・というか買う車種決まってるのにいやらしく駆け引きするのは疲れるし、何より良心が少し痛む・・・)
9 契約

結論から言うと、試乗、いらね

満足のいく車選びが出来た(ように思う)。

「AHP」に近い多変量評価手法を組み上げて実践してみたけど、結果、満足。

「AHP」っていまいちマイナーだけど、例えば数多い公共施設の候補地から客観的に最も優れた立地場所を選ぶ方法とか、アパート探しで最も満足度が高くなる部屋を計算で求める方法に使えるなどすごく良いんだけど、初期の条件づくりがめんどくさいんだよね。

今回一番大変だったのは、文章化されているレビュワーの評価を数値化する作業。

客観性を担保するのが大変。
一方、エクセルへの点数入力はむしろ埋まっていくのが楽しかった。
この辺の作業を帰宅後、夜チビチビとウィスキーを飲みながら都合4ヶ月ほど延々と・・・

我ながら暇・・・だと思う。

興味のある人は是非「VCSS」にチャレンジを。


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