2008年8月31日

No.8 ヴァリエール アクチュラム(ストッケ アクチュラム)を買った!

(追記2017.8.21)
内部のウレタンが劣化し、布の表面も傷んだ座面と背張りを交換しようと思い、メーカーに交換品を発注しようと(ホックで簡単に取り外しできる仕様なので)思ったのだが・・・

ん? 見当たらない、見つけられない・・・普通はネットで検索すると純正品やらサードパーティ製のものが楽天かアマゾンで検索ヒットするはずなのだが・・・本当に見つからないのだ。

生産終了モデルだからか、輸入代理店にも一切の情報なし。
かろうじて、椅子修理の専門業者にオーダーで作成・張替えはなんとかお願いできそうなので見積もりをお願いしたら、なんと、ちょっとしたパーソナルチェアが余裕で買えるぐらいの修理費がかかるとのこと。(泣)


なので、表面の新調は諦めて、中のウレタンを自分で修理することとした。購入当初からクッション性が足りないと感じていたので、硬めのウレタンチップスポンジ厚さ20mmのものを購入。自前で改造したらブログで記事にしたいと思う。

(以上追記終了)


書斎の椅子としてストッケ「アクチュラム」を購入。
(さんざん「ペンデュラム」と悩んだ末に・・・)

ネットでの噂に違わず、いい椅子である。久しぶりに「機能美」に出会った感。(値段はかなり高いが)

まず、作りがしっかりしている。ビーチ材の積層板を必要最小限のボルト等でシンプルに組み立てるのだが、よけいな可動部がない分、とても頑丈で、クッション部分を除けば、たぶん一生使える。




クッションはあまり厚みはなく、取り外し可能だということははじめから消耗品として設計されているんだと思う。
前傾時に座面へ体重がよけいにかかる設計上、長時間座るには少しクッション性が物足りないとも思えるが、これはいずれ、ソルボ材あたりでクッションを改造することで解消できるはず。

肝心の座り感はかなりいい。少し体をうしろに傾けるだけで(わずかな体重移動で)ゆらっとロッキングを始める。このゆらーり感がたまらない。考え事をするとき、文庫本を読むとき、もちろんなんにもしないときも。

そして最大の特徴は、前に傾いたときにバランスチェアでおなじみの姿勢(背筋が垂直になり、腰痛を気にせずパソコンや筆記ができる姿勢)でピタリと止まること。
そして、この姿勢は確かに腰への負担が極端に少ない。

tskはどちらかというと腰痛よりは肩こりがひどいほうなのだが、肩こりにもいい影響があるのではと早くも期待してしまう。


もっとも、最近は機密保持や個人情報保護の観点から、仕事のデータを家に持ち帰って書斎のパソコンで仕事をすることはめっきり減っているのだが。


まだ使い始めたばかりなので、いずれ、肩こりへの影響はブログで報告しようと思う。


最後に、購入しようとしている人にアドバイス。座面高が一切調整できないので体の小柄な人は試座したほうがいいと思う。(tsk的にも座面があと2~3cm低ければBestかなと)


感想まとめ・・・おそるべしストッケ いつかは「グラビティ」!


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