短期間に2つも腕時計を衝動買いしてしまった。すでにいっぱい持ってるのに。
頭では分かっているのだが・・・一度に身に着けられる時計はたった1本だけだと。
CASIO オシアナス マンタ OCW-S1400-1AJF(写真左)
機械式腕時計が長い歴史を有するアナログ技術の結晶とすれば、オシアナスは腕時計製造技術の進歩と英知を結集した最先端テクノロジーの塊と言えよう。
もっと高価な腕時計を何本も持っているが、そういった時計は、最近なんかオラオラ系のような気がしてきて、今回は、「さりげなく」だけど「静かに主張する」みたいな、そんなミドルエイジが持つ存在感のある腕時計、がコンセプト。
例えばロレックスもいいんだけれど、40万円とか出しても「ステンレススチール製の一番安いロレックス」しか買えないんだよね。
一番安いラインナップ買うのって、いい時計が欲しいというよりはブランドを手にするために無理して頑張ってる感ありありで、tsk的にはちょっと美意識に欠けるかな。
だから、今回は、ストレートに「フラッグシップモデル」であるマンタ狙いとなったわけ。
・世界中で受信可能なマルチバンド電波時計
・ソーラー駆動
・スクラッチプルーフ仕様のチタン製ケース、ベゼル、ブレス
・ザラツ研磨処理や立体時字、ロゴマークなどの美しいブルーの蒸着処理
・無反射コーティング処理のクリスタルガラス
・針自動補正機能
・ムーブメントの耐久性を向上させるハイブリットマウント構造
・10気圧防水機能
まず、とにかく宝石のように美しい。そして究極のメインテナンスフリー。驚異の軽さ。
魅力はこの3点に尽きるかなと。
写真だとこのきらきら感がうまく表現できないが、オシアナスのイメージである「海」とりわけ黒ダイヤルの当1AJFは「夜の海」を良く表現していると思う。
昔、いわき市に住んでいたころ、真夜中の月明かりの下、一人愛車のMR-2を駆って新舞子の海沿いの道をドライブしてたことを思い出す。
メーカーページのカタログだと明るいマリンブルーのような色に見えるが、実物は落ち着きがありつつも光の当たる角度によりきらきらと表情を変えるミッドナイトブルーという表現がより近いだろう。
ブルーの輝きが宝石のように美しくほんとにほれぼれする。
電波時計なので時間合わせ、カレンダー合わせが不要で、常に正確な日、曜日、時間を指し示す。
ソーラーなので電池交換も当然に不要。
tskはほとんど使用しないが、ストップウォッチ機能やタイマー、ワールドタイム表示機能等も付いている。
汚れたら流水で水洗いできる10bar防水仕様だし、日常の擦り傷からケース、バンドを守る表面硬化処理までされている。
およそ、付いてない機能がないんじゃないかと思えるほど。
それに、とにかく総重量が軽いし、バンドの装着感も文句なし。ステンレススチールに比べて原価がけた違いに高いチタンを贅沢に使ってるだけある。
使い始めてから約3週間だが、今のところデザインも含めて弱点や気になる点、惜しい点が皆無。ただの「無い」じゃなく「皆無」ですから。どんなに素晴らしい時計でも何らかの「玉にきず」があるはずなんだけど、通常は。
3月の震災以降、仕事に忙殺されて、人間らしい暮らしがまったく送れない時期もあり、ストレスで体調も崩しかけたが、なんとか乗り切った自分へのご褒美である。
とか言いつつも、購入の経緯はネットで何気に見てたら、シチズンのアテッサがなんかいいらしい、との時計好きの書き込みがあり、どれどれといろいろ見てたら、アテッサだったらオシアナス買うかな、とかオシアナスだったらやっぱマンタでしょう、とかいろんなネットの書き込みにその都度、ふむふむ、とうなずいていたら、いつの間にか価格.COMの再安値店のページに導かれてて、勢いで最後の1個をぽちっと購入ボタン押してたりして・・・
この間たったの2時間。ほんとに衝動買いでした。
海外逆輸入SEIKOダイバーズ SKX781-K3 通称「オレンジモンスター」(写真右)
海外逆輸入SEIKOの中でも際立って人気の「モンスター」。
ずっしりとした重量感タップリのデザインでかなり迫力がある。
奇をてらった部分はまったくなし。海外製(たしかマレーシア製)の機械式ムーブメントがコチコチとシンプルに時を刻むだけ。
値段もSEIKOブランドの機械式時計なのに12,600円。
この時計は、年末に購入。
購入意図は「ヘビーデューティで頑丈だが傷が付きやすい」時計として求めた次第。
ん?傷が付きやすい? というのは、この時計ただのステンレスケースなので基本、小傷が付きやすい。ここがポイント。
実は、長い年月をかけて、武骨なデザインに小傷や経年摩耗がかもしだす長い愛着品のような渋い風合いのあるダイバーズを作ろうと思い立ったのだ。
隣のオシアナスと同じぐらいのベゼル径なのでさほど大きすぎることのないサイズもいいし、この時計、何より質感が高い。金属の塊感が強烈とでも言おうか。
一般に機械式腕時計は高級品が多い。部品数もクォーツに比べてかなり多くなり、部品作製だけでなく組み付けや調整にも高い工作精度が要求されるので必然的に安く売ってしまってはコストをペイしないのだ。
その意味で、猛烈にコストパフォーマンスの高い時計の一つであることは間違いない。
tskの手元には現在9本の腕時計があるが、その中で一番安い時計となるのだが、質感で他の高級腕時計に劣るということは全くない。
が、しかし、重い。もともとtskはバンド、ベルトはゆるめの方が好きなのだが、このオレモンは車の運転中にムーブメントが自重で手首の下側にくるっと回って落ちてしまう。そのぐらい重いのだ。
このオレモンには金属ブレス仕様もあるのだが、Amazonのレビューからかなり重いって買ったみんなが言うもんだからら少しでも総重量を軽くしようとゴムバンドバージョンの方にしたのだが、それでも総重量がかなり重い。くじけそうである。いや、オシアナスのせいですでにくじけている。許せオレモン!
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