7月下旬、盛夏の中、涼を求めていつもの宮城県の清流探索へ。
まずは、紫の石英。縞模様が見えるのでメノウでもある。
なお、石英とは言うものの、25倍ルーペで見ると潜晶質の部分(玉髄)と結晶質の部分(石英)とが混じり合っているように見え同定は難しいので、もう「綺麗な紫の石」でいいかなと(笑)
この日はとても暑かったのだが、川を渡る風が心なしかヒンヤリしていた。探石にもあまり身が入らずにぼんやり瀬を眺めていたら水底からふいに濃い紫色が目に飛び込んできた!
ラッキー!!
もう一つは、とても地味な縞メノウ。
ただ、模様がこれほどクッキリハッキリしてるのは希少かな、と思ってコレクション入りさせることに。
中央下部の穴は晶洞になっており、小さくて目立たないが黄水晶(シトリン)の結晶がクラスター状に詰まっている。
茶色に汚れている水晶はたまに見かけるのだが、綺麗な黄色に発色している水晶を自然に拾うのは珍しい。
科学的には紫水晶(アメジスト)を加熱すると黄水晶(シトリン)に変化するので偶然の地熱の産物なんだろうと思う。稀感のオーラが漂っている・・・
川から拾い上げたときには穴に水が入り込んでいてシトリンに気付かなかったので超ラッキーである。捨てなくて良かった (^^)
以上、清流での水浴び兼ねた今年の真夏の成果。
紫といえばアメシストなのだが、アメシストが採集できなくてもこんな紫石英や瑪瑙が採れたので満足満足、である。
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