またまたやってきました阿武隈川。
最近、全然まとまった雨が降ってなくて、露出している河床の岩盤上でクラックを探しクラックの隙間の砂をスプーンで掻き出してみた。
やっぱり、確実に砂金はあるんだわ。この日は約1時間で極小砂金が2粒採れた。
この粒がどれほど小さいかって?
携帯のマクロ機能を使って撮影しても小さすぎてピンボケになるほどだよっ!!
しかしながら腐っても鯛、イヤ、どんなに小さくとも金(きん)は金、である。
キレイな山吹色である。日光が当たると唯一無二の典雅な色で輝く。
だから、どんなに小さな粒だろうとも見逃すことなんてない。
カモの群れの中に一羽だけ白鳥が混じってるようなものなのだ。
ただ、今回はっきり分かったのだが阿武隈川が砂金採りに向かないのは、
理由その1)
大河すぎて岩盤に容易にアクセスできるポイントがほぼない
理由その2)
大河過ぎて単純に危険(笑)
ってことだろうと思う。保原町には金の採掘記録(砂金採取含む)があるポイントが53箇所あることが昭和62年の失対事業の一環として行われた鉱産歴調査委託の成果品で判明しているので運が良ければ砂金の「寄せ場」を見つけられるかもしれない。
砂金採りは今後はむしろそっちかな。って思う。
あと可能性が高いのは、半田銀山がらみの砂金採りだったのだが、下見した段階ではエリア全体が土石流危険区域のため、かつて砂金採りが盛んに行われた3つの河川ともすべて堰堤が設けられたり3面張りになったりとガッツリ砂防工事済みとなっており、砂金採りのためにはかなり上流部まで分け入らないと・・・素人には難しそうである。
(あと、所々に設置されているイノシシよけの電気柵が地味に危険な気がする・・・)
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